伸ばす?固定?僕がたどり着いたFXの利確スタイル

FXの利確ルールは、人によって大きく異なります。

利益を伸ばす人もいれば、一定の利益で確実に利確する人もいます。どちらにもメリット・デメリットがあるため、「これが正解」というルールはありません。

僕自身も、利益を伸ばすスタイルからRR1:1固定、そして再び利益を伸ばすスタイルへと、試行錯誤を繰り返してきました。

この記事では、その過程で何を考え、なぜ利確ルールを変えてきたのかをお伝えします。利確に正解を求めるのではなく、自分に合った利確スタイルを見つけるヒントになれば幸いです。

読む前の目安
□ エントリールールがある程度決まっている
□ 利確ルールを見直したいと考えている
□ 自分なりのトレードスタイルを作りたい

にゃお
にゃお

【この記事はこんな人におすすめ!】

・自分に合った利確ルールを見つけたい人
・利益を伸ばすか固定利確かで迷っている人
・利確スタイルを見直したい中級者
・他のトレーダーの考え方を参考にしたい人

まずは利確で迷う心理や対策を知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

FX「利確のタイミング」で迷わない!感情に左右されないメンタルの仕組み

1. 伸ばすスタイルから始まった:効率を求めたはずが、積み上がらない現実

最初に目指したのは、「利益を大きく伸ばすスタイル」でした。うまくハマれば1回のトレードで大きな利益を狙えますし、検証結果も理想的に見えました。

当時の僕は、「期待値が高いなら、利益はできるだけ伸ばした方が効率がいい」と考えていました。固定で利確するよりも、トレンドを最後まで取れるようになれば、トレード全体の成績も良くなると思っていたのです。

しかし、実際のトレードはそう簡単ではありません。伸びる相場と伸びない相場を見極められず、含み益を建値まで戻したり、損切りまで逆行されたりすることが何度もありました。

その結果、利益はなかなか積み上がりませんでした。

トレンドにうまく乗れたときは大きく勝てるものの、相場と噛み合わないと連敗や大きな損失で利益を失ってしまう。そんな状態が続いていたのです。

それでも諦めず、少額トレードを続けながら検証を重ね、とにかく手応えを掴もうとしていました。

今振り返ると、当時の僕は「伸ばしていい場面」が分かっていませんでした。だから、「利益を伸ばす」という考え方が、ただの欲張りになってしまっていたのです。

つまり、利益を伸ばすこと自体が間違いだったのではなく、「伸ばせる相場」を見極められていなかったことが問題でした。

とにかく伸ばしたかったので崩れるまでは伸ばすスタイルでしたが、サンクコストバイアスが邪魔して、伸ばせなかった時も含み益がなくなるまでそのままポジションを持ってしまっていました。
FXの利確タイミングを磨く!安定して勝つためのPDCA実践

2. RR1:1固定で見つけた安定と、そこに残った違和感

利益を伸ばすことを目指していても、利益が積み上がらなければ意味がありません。そこで一度立ち止まり、「まずはルール通りに利益を積み重ねられるトレードを身につけよう」と考え、RR1:1固定へ切り替えました。

僕にとってRR1:1は最低ラインでした。この利幅を狙えない場面は、そもそもエントリーを見送る。そんな基準でトレードを組み立てていきました。

すると、勝率は50%を少し超える程度。それでも、それまでのような損切り貧乏からは抜け出すことができました。数字は安定し、「ようやく形になってきた」と感じられた時期です。

ただ、その一方で違和感もありました。

利確した後に、そのまま大きく伸びていくチャートを何度も見ていたからです。利益は残る。でも、「取れるはずだった値幅を捨てている」という感覚も残っていました。

守るトレードには安心感がありましたが、攻めるべき場面まで手放しているようなモヤモヤがあったのです。だからこそ、「固定で利確するか、伸ばすか」ではなく、「どんな相場なら伸ばす価値があるのか」を考えるようになりました。

さらに伸びると、「利確しないでいたらそこも取れていたのに」という心理になりやすいです。ですが、すでに利確した以上、それは幻です。
にゃお
にゃお

そういう時の直後は、なぜか決まって連敗するんですよね。「伸ばせばよかった」とよけい悔しい思いを何度もしました。

3. ブレイクアウトで再び“伸ばす”へ:怖さと共に掴んだ安定感

もう一度、伸ばす方向へ挑戦しようと思ったのはその頃です。

レンジを抜けた後は、一気に値幅が出る場面が多く、「利益を伸ばせる根拠」を持ちやすいと考えたからです。つまり、利益を伸ばすことを目的にするのではなく、自分が安心して伸ばせる形だけを狙う考え方に変わっていきました。

「この形なら、波に素直に乗れる」そんな感覚がありました。

もちろん最初から自信があったわけではありません。「また戻されるのではないか」という不安は常につきまとっていました。それでも、RR固定での経験から、実績が積み重なることでしか自信は生まれないと分かっていました。

怖さを消すのではなく、怖さがある前提でルール通りに処理する。

その積み重ねによって、チャートの“流れ”や“波の構造”を意識できるようになっていきました。数字だけを見ていた頃よりも、相場の状態そのものを見る感覚が少しずつ育っていったと思います。

RR固定もブレイクアウトも、どちらが正しいという話ではありません。重要なのは、自分がどの「相場の見え方」に適応しているかです。

今では、利確ルールそのものよりも、「どの相場で利益を伸ばし、どの相場で確実に利益を確保するか」を判断することの方が重要だと考えています。

結局のところ、利確もトレードも相場観の問題です。その感覚にたどり着くまでに時間はかかりましたが、振り返ると必要な試行錯誤だったと感じています。ったと感じています。

結局、遠回りのようで利確の精度を上げるには相場観を磨くのが大事です。とは言っても、見立てが間違うことも当然あります。そういったブレも織り込んでおく必要があります。

まとめ:利確ルールは試行錯誤の中で育っていく

僕自身、利益を伸ばすスタイルからRR1:1固定、そして再び利益を伸ばすスタイルへと、試行錯誤を重ねてきました。

その過程で感じたのは、「どの利確ルールが正しいか」ではなく、「自分が納得して実行できる利確ルールを持つこと」の大切さです。

ポイント
  • 利確ルールに絶対的な正解はない
  • ルールは経験を積みながら見直していけばいい
  • 大切なのは、自分が安心して実行できるルールを持つこと
  • 利確の精度は、相場観とともに少しずつ磨かれていく

利確スタイルは、一度決めたら終わりではありません。経験や検証を重ねる中で、自分に合った形へ少しずつ育てていくものです。

焦らず試行錯誤を積み重ねながら、自分だけの利確スタイルを見つけていきましょう。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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